コラムに関する記事とニュース
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2022/07/05
イラストではじめる「Kubernetesで本番運用」~可観測性のあるシステムの実現と、さまざまな障害への備え方
いよいよ今回が最終回です。これまではKubernetesのしくみや、使い方などを説明してきました。最終回では「いざKubernetesを本番で運用してみよう!」ということで、「障害」を主題とした内容となっています。Kubernetesの特徴の一つは障害に強いことで、例えば自動復旧などさまざまな仕組みが用意されています。それらの仕組みを知ったうえで、それでも起こり得る障害に備えるためにアプリケーション開発者はどのような準備をすればよいか具体的に説明したいと思います。
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2022/06/30
ブロックチェーンのシステム開発の前に考慮すべき、スマートコントラクトの処理の制約とは
本連載は、ブロックチェーンにこれから取り組まれる方や、ブロックチェーンに詳しい仲間を増やしたいが説明に苦慮されている方などを想定し、ブロックチェーンを使いこなすための勘所を紹介します。連載の第4回は、スマートコントラクトの処理上の制約と、ブロックチェーンを用いたシステム構成の中でノードを運用する意味について解説します。
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2022/06/22
LeSSやSAFeなど、大規模アジャイルにおけるソフトウェア品質の課題とは?
変化が激しく、将来が予測しづらい不確実な時代において、システム開発の現場ではここ数年、アジャイル開発を採用することが多くなっています。さらに、従来であれば1年以上をかけて開発していた製品を、数週間から数か月の頻度で段階的、定期的にリリースする大規模アジャイル開発の取り組みも増えています。一方で、開発のスタイルが変わろうとも、競争がますます激しくなる市場において、品質がビジネスの成否を左右する重要な要素であることにも変わりはありません。アジャイル開発の中で品質を保つにはどうすればよいのでしょうか...
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2022/06/16
総復習最終回! WWDC2021でのmacOS/watchOSの新たな体験を振り返る
本記事はWWDC21で発表されたOSやAPI、新しい機能についてなどをまとめた連載の第5回となります。前回はiOS/iPadOSのアップデートについてご紹介しましたが、本記事ではmacOS/watchOSについてご紹介します。
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2022/06/01
イラストではじめる「Kubernetesでのアプリケーション開発」~CIOps・GitOpsを活用したクラウドネイティブなCI/CD
本連載ではKubernetesの簡単な説明からはじまり、開発者の方にとってKubernetesを利用することで何が嬉しいのか、どのように開発フローが変わっていくのかについて、イラストを交えながら紹介します。この回ではKubernetesでのアプリケーションの開発フローを説明し、仮想マシンやコンテナに比べた利点から、CIOpsやGitOpsによるマニフェストの適用とそれらの違いまで解説します。
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2022/05/27
【WWDC2022直前!】いくつ知っている? WWDC2021でのiOS/iPadOSの進化を振り返る
Worldwide Developers Conference(以下、WWDC)は、Appleが毎年6月ごろに開催する開発者向けイベントです。iOSやwatchOSの最新機能も発表されるため、Appleファンも注目しています。セッション数は200を超え、情報量も多いです。そこで本連載では、2021年に開催されたWWDC2021で、新しく追加されたAPIや新OSの便利な使い方を紹介します。前回まではSwift Concurrency、Xcode Cloud、およびSwiftUIに関するアップデー...
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2022/05/19
ブロックチェーンの「スマートコントラクト」の実行の仕組みとノードの役割とは
本連載は、ブロックチェーンにこれから取り組まれる方や、ブロックチェーンに詳しい仲間を増やしたいが説明に苦慮されている方などを想定し、ブロックチェーンを使いこなすための勘所を紹介します。連載の第3回は、スマートコントラクトの実行の仕組みとその際のノードの役割について解説します。解説のモデルとしてはEthereumを用いていますが、連載第2回と同様、ブロックチェーンという技術カテゴリにおいて一般的に当てはまると考えられる内容を中心としています。
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2022/05/17
【WWDC2022直前!】WWDC2021で発表されたXcode CloudとSwiftUIについて
Worldwide Developers Conference(以下、WWDC)は、Appleが毎年6月ごろに開催する開発者向けイベントです。iOSやwatchOSの最新機能も発表されるため、Appleファンも注目しています。セッション数は200を超え、情報量も多いです。そこで本連載では、2021年に開催されたWWDC2021で、新しく追加されたAPIや新OSの便利な使い方を紹介します。第3回となる今回は、Xcode CloudもSwiftUIについてご紹介します。
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2022/05/10
イラストではじめる「Kubernetesの動かしかた」~Kubernetesクラスタを用意し、Podを作ってコンテナを起動しよう
本連載ではKubernetesの簡単な説明からはじまり、開発者の方にとってKubernetesを利用することで何が嬉しいのか、どのように開発フローが変わっていくのかについて、イラストを交えながら紹介します。今回は、実際にKubernetesを触ってみる方法をご紹介します。まだまだ理解が怪しいと思っていても、触ってみると知識が深まることもあるでしょう。特にローカルクラスタを作ってさえしまえば、いくら壊しても大丈夫です。
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2022/04/28
【WWDC2022直前!】WWDC2021で発表されたSwift Concurrencyを振り返る
Worldwide Developers Conference(以下、WWDC)は、Appleが毎年6月ごろに開催する開発者向けイベントです。iOSやwatchOSの最新機能も発表されるため、Appleファンも注目しています。セッション数は200を超え、情報量も多いです。そこで本連載では、2021年に開催されたWWDC2021で、新しく追加されたAPIや新OSの便利な使い方を紹介します。第2回となる今回は、WWDCの発表内容まで踏み込んで、Swift Concurrencyについてご紹介します...
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2022/04/01
イラストではじめる「Kubernetesが動くしくみ」~Kubernetesのリソースとマニフェストとは
本連載ではKubernetesの簡単な説明からはじまり、開発者の方にとってKubernetesを利用することで何が嬉しいのか、どのように開発フローが変わっていくのかについて、イラストを交えながら紹介します。この回ではKubernetesを利用する際によく登場する「Pod」や「Service」などの用語について説明します。また、ドキュメントを参照しながらマニフェストが読めるようになることを狙いとします。
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2022/03/10
従来型システムとの比較で学ぶ「スマートコントラクト」の仕組み~ブロックチェーン/スマートコントラクトの技術要素と特徴
本連載は、ブロックチェーンにこれから取り組まれる方や、ブロックチェーンに詳しい仲間を増やしたいが説明に苦慮されている方などを想定し、ブロックチェーンを使いこなすための勘所を紹介します。連載の第2回は、スマートコントラクトの実行プラットフォームとしてのブロックチェーンの特徴を解説します。実際にはブロックチェーンの機能はプロダクト間(例えば、EthereumやHyperledger Fabricなど)で差異があり、各プロダクトが固有の特徴を持ちますが、ブロックチェーンという技術カテゴリにおいて一般...
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2022/03/01
イラストではじめる「Kubernetesってなに?」~Kubernetesが求められる背景と解決できる課題とは
本連載ではKubernetesの簡単な説明からはじまり、開発者の方にとってKubernetesを利用することで何が嬉しいのか、どのように開発フローが変わっていくのかについて、イラストを交えながら紹介します。今回は、Kubernetesとは何か、どんな特徴があるのかについて解説します。
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2022/02/08
FileMakerプラットフォームの豊富な実行環境――サーバサイド環境の場合
今回は、Claris FileMakerプラットフォーム(以下、FileMaker)がカバーする豊富な実行環境にフォーカスして、その魅力をお伝えしていきたいと思います。実行環境については第5回の記事で「ワンソース・マルチデバイス」を解説しましたが、これはクライアントデバイスに関する実行環境にフォーカスした内容でした。今回はバックエンド、サーバサイドの環境について詳しく解説をしていきます。
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2022/02/03
FileMakerが持つ最大の強み――「ワンソース・マルチデバイス」の魅力にフォーカス
本記事では、FileMakerのワンソース・マルチデバイスの強みにフォーカスします。この数年で、どんな規模のプロジェクトを支援するケースでも、モバイル対応が求められるようになりました。このモバイル対応においても、FileMakerにはとても大きなアドバンテージがあります。FileMaker GoというiOS/iPadOS環境におけるランタイムエンジンを活用すれば、PC用に作成したデスクトップアプリケーションを、最小限の作業でiPhoneやiPadで動くモバイルアプリケーションとして展開すること...
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2022/01/14
最近流行りのNFTとは? NFTからブロックチェーンの仕組みを理解する
本連載は、ブロックチェーンにこれから取り組まれる方や、ブロックチェーンに詳しい仲間を増やしたいが説明に苦慮されている方などを想定し、ブロックチェーンを使いこなすための勘所を紹介します。連載の第1回では、最近流行りのNFTとは何かを解説しながら、ブロックチェーンの仕組みや、手を動かして学ぶ方法を紹介します。
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2022/01/11
Appleが毎年開催するWWDCとは? iOSエンジニアがWWDC2021でのアップデートと共に解説
Worldwide Developers Conference(以下、WWDC)は、Appleが毎年6月ごろに開催する開発者向けイベントです。iOSやwatchOSの最新機能も発表されるため、Appleファンも注目しています。セッション数は200を超え、情報量も多いです。そこで本連載では、2021年に開催されたWWDC2021で、新しく追加されたAPIや新OSの便利な使い方を紹介します。ざっとキーワードだけ拾いたい開発者やアップデートを知りたい方のキャッチアップに役立てると幸いです。第1回とな...
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2021/12/15
FileMakerとJavaScriptのマッシュアップでリッチなユーザインタフェースを実装しよう
FileMakerは、非エンジニアの方でもアプリケーション構築が可能なローコード開発ツールであるため、標準機能のみを使ってGoogleカレンダーのような見た目がリッチなユーザインタフェースを実装することは困難です(※アドオンを除く)。しかし、FileMakerの最新バージョン19でより強化されたJavaScriptとの連携機能を使うことで、高度なWebアプリケーションと同等の操作性をアプリに組み込むことができます。本記事では、WebビューアやFileMakerからJavaScriptを実行する...
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2021/12/01
FileMakerプラットフォームと外部システムを連携する3つの手法
本記事では、FileMakerプラットフォームで実装されたシステムと、他の開発プラットフォームで実装されたシステムをつなぐ「システム間連携」にフォーカスします。FileMakerプラットフォームは、ITプロフェッショナルの視点だと、「独自システム」の色が強く、他システムとの連携が不得意な印象を持たれやすいかもしれません。しかし、FileMakerでは3つのテクノロジーを使って、外部システムと柔軟に連携することができます。第3回では、FileMaker ESS(External SQL Data...
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2021/11/16
実際に「どこまでのシステム」が構築可能? FileMaker Serverの強力なDBエンジン性能にフォーカス【事例紹介】
本連載ではITプロフェッショナルが、これまで培ってきた技術力やソフトウェア開発経験の強みを活かし、ローコードを活用した新しいビジネスモデルの構築に関して提言します。第2回は、実際に構築したシステムを事例に交えながら、FileMakerプラットフォームのデータベースエンジン性能にフォーカスします。その事例として、まずはAS/400で運用してきた基幹システムを約1年の開発期間でFileMakerプラットフォームに完全リプレースした、愛工舎製作所のプロジェクトをご紹介します。